私の記事が難解だという人は、物理の知識
がないからとか、苦手とかいう方も多いと
思いますが、基本的に私は誰にでもわかる
言葉でほとんど説明していますので、
ご安心ください。
というより、難解なのは、
「どうしても固定された物の見方を変える
事ができないから」なのです。
つまりこれまで覚えた知識、まわりの人の
考え方や見方が、自分の認識を支えている
ので、どれだけ真実を伝えようとしても、
身近な人に、「それはないよねー」という
感じで、共感して納得してしまえるので、
伝わらないのです。
私の話がわかる人は、量子物理学者の中でも
ボームのような方とか、スピリチュアルな
研究に精通しておられる人とか、
臨死体験者のなかでもアニータさんのような
方、デーヴッド・アイク氏やマイケル・
タルボット氏、などとても限定された少数の人
に限られるからです。
そうそう仏陀など悟りを開いた人もそう
ですね。
その人たちは、人々の物の見方が根本的に
間違っている事を説いたり、伝えようとして
いるのですが、なかなか多くの人には伝わり
ません。
あーー大事な人達を忘れていました。
太古よりの王族や支配的なごく一部の
エリートたちはその事を充分に理解して
います。
そしてそのような立場の人物からみれば、
私たちが、真実についての根本的な理解
から遠ざかっている方がまことに都合が
良いのです。
その証拠に、実際の観測や実証が隠蔽されて
本当の理解や知識から、私たちを遠ざける
努力がなされていた膨大な証拠があるの
です。
いくらでもありすぎますが、太陽についてや
ビッグバン理論、進化論についての反証は、
無数にある事をこのブログでも存分に
紹介しているので、またご覧になって
いただければわかると思います。
とにかく、私のブログは、多くの常識的な
考え方をする人や、固定された見方をする
人たちには、なかなか理解されません。
それは、否定するという前提で記事を
読んでしまうからです。
ですが、本当の知識や認識に到達しようと
いう意識のある方は、または真実を知り
たいと思う人は、是非私の神秘メッセージ
のあらゆる記事を読んでいただきたいと
思います。
そしてまた、そのような方たちにこそ、
この最初の記事、つまり宇宙の実体とは
真空であるという事の説明を読んで
理解していただきたいのです。
なぜならこれが、理解されないと後の記事
全部が中途半端な伝わり方にしかならない
からなのです。
今日わかりやすく説明しようとして、
漫画にした記事も再投稿しようと思い
ますが、よければそちらもご覧ください。
では以下が元記事です。
我々が、いつも目に見える世界を確かな
ものだとして、現実世界は物質の世界だと
思っている人がほとんどでしょう。
逆に物質が全くない状態を真空といい
ます。
ところが、科学的観測機器の精度の発達に
よって、宇宙全体で、真空の占める領域が
限りなく100%に近づいていくことが、
明らかになってきたのです。
まずは物質の基本単位である原子の内部
から見ていくと、原子は原子核と電子から
成っています。
中央に原子の質量のほとんどを占める原子核
があって、そのまわりを電子が飛び回って
いるとされています。
原子というのは、殻にでも覆われているかの
ように想像される人もいるかも知れません
が、実際は電子の飛び回っているとされる
範囲が原子というものの全体のサイズに
なります。つまり殻はありません。
顕微鏡でのぞいたとき、倍率の低い状態
では殻付きの球のように勘違いしてました
が、精度をあげてみていくと、原子の内部
はほとんどが真空の状態で、その殻だと
思っていた原子全体の10万分の1の直径
を持つ原子核が中央に存在して、そのまわ
りをさらに小さな電子が水素原子なら
1つだけ飛んでいる状態だということが
わかったのです。しかもその電子も波動
として観測されたり、素粒子として観測
されたり、完璧なものとは定義されにく
いようなもので、それを「量子」と呼ぶ
ようにもなってきたのです。
これが量子物理学というものの基本なん
ですね。
話を戻しましょう、電子が物質として
不確かなものだとして、原子核は明ら
かな物質だという人もいるでしょうが、
まず、原子の中で、体積でいえば
数千兆分の1でしかない原子核の事を
問題にするまえに、原子の中のほとん
どが真空であることをもう一度よく考え
てみてください。
私たちが確かに物質だと思ってみている
ものは、ほとんど真空だったのですよ。
つまりほぼ何もないのです。まさかと
笑うかも知れませんが、物質を細かく
みていけばほとんど真空だと観測され
ているわけだから本当なんです。
では私たちは、一体何を見ているのか
というと、それは光の反射なのです。
光が反射してくれないことには、我々
は物を見ることができません。では光
は真空である物体の何に反射している
のでしょうか、それは干渉する波動
なのです。
まさかといわれても本当なのです。
さて極小の世界ではほぼ真空である
ことがわかっていただいたところで、
今度は宇宙に目を向けてみましょう。
今では宇宙には無数の銀河があると
いう事が観測の結果わかっていま
すが、銀河間には、銀河それぞれに
比べてはるかに広大な空間が広がって
います。その銀河間での素粒子の個数は
1立方センチあたりに0.00001個なので
ほぼ真空なのです。また銀河内でも
1立方センチの中に素粒子が数個
しかありません。
またその素粒子も波動なのか、粒子
なのかを特定できていないのです。
また星のように観測されているのも
銀河全体の4%ほどでしかないのですが
それさえも、全て真空同然の原子の
集合体でしかないわけです。こうなる
と私たちを取り巻く現実世界はほとん
どが真空だということがわかってき
ます。
感性の豊かな人ならもうお気づきで
しょうが、観測機器が発達して、精緻
にまた正確に、極大も極小もどんどん
拡大して観測、感知できるようになる
たびに、真空の範囲が広がっていった
だけなのです。
ここまで説明すれば、我々をとりまく世界
はほぼ真空だということが、わかってきて
いただけたと思うのですが、実は物質の
最後の砦である素粒子は、確かに目で見え
ているわけでもないということも、説明
しなければなりませんね。
顕微鏡が発達して原子の内部まで観測でき
るようになったといっても、レンズの精度
をあげたくらいでは、見えるようになりま
せん。代わりに電子顕微鏡というものが
開発されて初めて、原子核の内部の実体
まで明らかになったのです。
ここで、みなさんが科学の常識として、
見落としている盲点をお伝えしますね。
電子顕微鏡というものは、そもそも電子が
反射してくれることを前提とした観測機器
なのです。つまり我々は極小の世界を電子
の運動によってしか捉えることができて
いないというわけです。つまりその電子が
反射したものが、映像として我々の目に
拡大して見せられるだけで、実際に電子が
反射したものが、物質なのか波動なのかを
区別することができていないのです。
「えーでは確かな物質はないということ
ではないのではないか?」という疑問が
出てきますよね。
そうです、確かなのは真空の方だけで、
物質の方は、不確かである上に、あるとし
ても、ほぼないに等しいほどのサイズでし
かないということなのです。
ではここで間違いを正さなければなり
ません。この現実世界で確かなのは、
物質ではなく、真空だということなの
です。でも目に見えているのは確かに物
のように見えますよね?
それは我々の視覚特有の解釈なのだと
いうことです。
もっとわかりやすくいえば、我々の肉体
特有の感じ方ということなのです。
ということで真実は我々をとりまく世界
は真空で、我々が物質と思ってみた世界は
肉体の感じる「思い込みの世界」だと
いうことだったのです。
我々は物だと思ってみているものは光の反射
だといいましたが、その光の波長も限定され
ていて、宇宙の波長の全領域の0.005%
のさらに小さな範囲が視覚領域なのです。
つまり我々はほぼ盲目ということですね。
では真空には何もないかというとそうでは
ありません。波動やエネルギーはあるの
です。しかも真空状態には、その無限の
エネルギーが、存在しているのです。
だから、太陽も宇宙の真空から無限の
エネルギーを取り込みながら運行している
のであり、宇宙空間に最も近いコロナの先端
が、最も温度の高い200万度である理由
です。逆に太陽の表面近くの温度は5千度
ほどしかありません。
これは太陽の真の姿とはという記事で詳しく
説明しています。
このように徹頭徹尾私たちは根本的な事に
ついて、間違った知識や認識であるという
事なのです。
で、私はそれを訂正して、本物の現実の
世界をみなさんと共有したいと思っている
というわけなのです。